岩手県第3位!!! 「ノーザンライズFC」全日本U15フットサル選手権岩手県大会レポート(2)
8月8日、9日と花巻市総合体育館で「全日本U15フットサル選手権大会」が行われました。
初出場の我がノーザンライズFCは見事(惜しくも?)岩手県第3位という結果を残しました。
前回に続き、2回戦の様子をレポートします。
2回戦 VS FCヴィヴァーレウォーヴォ(8月8日)
この日の山場である「FCヴィヴァーレウォーヴォ」戦。
「ヴィヴァーレ一関」は東北フットサルリーグにも参戦している、岩手県でもトップクラスのフットサルチームです。
その「ヴィヴァーレ一関」の中学生クラスが「FCヴィヴァーレウォーヴォ」。
昨年はこの岩手県大会で好成績を収め、見事東北大会に出場している強豪です。
今回の大会に参加しているチームは、
①普段「サッカー」をやりながら「フットサル」チームとして参加しているチーム
②「フットサル」を専門にしているチーム
の2つに分類されます。
それぞれの「チーム」ごとに特徴があって、
①の普段はサッカーとて活動している「チーム」は、「フットサル」の技術はあまり高くないけれど、普段から活動している「チームワーク」や「長い時間ボールを追いかける気力・体力」に優れているような感じです。
また②の「フットサル」を専門にしているチームは、個々のフットサルの技術はさることながら、フットサルとしての統一した戦術が落としこまれていることから、「スキル」「戦術」に優れたチームと言えるかもしれません。
例えば今回出場したチームでいえば、
①は1回戦で対戦した「大船渡一中」、同じく1回戦を勝ち上がってきた「北上中」がその代表ですし、②は昨年東北大会に出場した「クロスカラーズ」、「FCヴィヴァーレウォーヴォ」がその代表といえるでしょう。
我が「ノーザンライズFC」は、普段はそれぞれのサッカーチームで活動しているのですが、週1回サッカー、フットサルのスキルを学ぶ「花巻蹴球塾」で活動しているメンバーが中心。
スキルアップが中心のため、「花巻蹴球塾」では普段「戦術」についてはなかなか取り組みません。
この大会にあたり1か月前から「戦術」に取り組み、「フットサル」チームとしてこの大会に挑んでいますが、「フットサル」チームの先輩格である「FCヴィヴァーレウォーヴォ」との対戦は、今までやってきた「成果」をみせる「絶好の機会」といえるでしょう。
試合開始!
さて、試合に移ります。
自分のサッカーチームの試合があったため、遅れて合流してきた2名を加え、ベストメンバーで2回戦に臨む「ノーザンライズFC」。
「FCヴィヴァーレウォーヴォ」はしっかりとしたディフェンスのフォーメーションをつくり、「ノーザンライズFC」の攻撃の糸口を封じます
そして、守備から攻撃の切り替え「トランジッション」を発動し、「ノーザンライズFC」にプレッシャーをかけ、ディフェンスのミスを誘い「ノーザンライズFC」は1点を先制されてしまいました。
なかなかリズムがつかめない中、前半終了。
1点差を追う後半に入ります。
後半戦へ!
後半は徐々にではありますが、「しっかりディフェンスをしてプレッシャーをかけながら、攻撃に移る」という「フットサル」チームとしての戦いができてきました。
そうすると、後半コーナーキックからチャンスをつかみ、シュートがゴールに転がり込み同点に追いつきました。
その後は一進一退の攻防。
前半から「FCヴィヴァーレウォーヴォ」にやられていたピヴォ(トップ)にロングボールを当てられてそのこぼれを狙われる作戦も防ぐなど、ディフェンスラインが安定してきて、攻撃では惜しいチャンスもありましたが、タイムアップ。
1-1の同点でPK戦に入ることになりました。
PKは時の運。
トーナメントでは勝ちあがりを決めるために、どちらかを選ばなくてはなりませんが、PK戦は公式的には「引き分け」。
お互いに譲らず、いいシーンもたくさん作り「これぞフットサル」という戦いで、今大会のベストゲームと言ってもいい試合でした。
PK戦の結果は6-5でノーザンライズFCの勝利。
これで、明日の準決勝に進むことになります。
勝ち負けはともかく、「FCヴィヴァーレウォーヴォ」相手にここまでの戦いができたことが一番の収穫と言えるゲームでした。
2回戦 VS 「FCヴィヴァーレウォーヴォ」 1-1(PK6-5)
次回は最終回、準決勝VS「北上中学校」の様子をレポートします!